五行大義ー数を論ずー九宮の数を論ず(7)
五紀の数は四であり、東南にある。五紀とは歳(さい)、日月(にちげつ)、奉化(ほうか)、日辰(にっしん)、暦数(れきすう)のことである。八政が修まると歳時日月に従わなければ種を蒔き、植えることはできない。八政の次に行うべきことなので四である。また、「巽の四は東南にあり、風は四季を行(めぐ)るので四季の数に応じる。」と言っている。東南の巳であり、(西北にあって)純粋な陽の卦である乾は事を行う。乾は天を主り、巽はその命令を主る。だから(巽は)東南に居るのである。歳は四つの季節をもって盛衰始終することを順序立てる。日月は万物の気の変化やその様子を明らかにする。
奉化とは天子の徳を仰ぎ功績を立て宝物を天子に貢ぐべきであるということである。日辰は陰陽を順序立て、生産物を区別することである。暦数とは天体の度数を書き記し、農夫から無理矢理に税を徴収する時に従う。だから、「王は一年のことを十分に考え税数を把握して人民を教化する。大臣は一月のことを十分に考え王の教化を奉じ、正道を行って王に宝物を貢ぐ。諸官の長は一日のことを十分に考えて多くの仕事を並べていろいろな物を制作させる。」と言っている。歳・月・日は時節によって変わることはなく務めを修めて時を遵守して規則に従うのである。だから、「日・月・星辰、および雲や雨はその時々に生ずるのである。」と言うのである。皇極の数は五で中央に位置する。皇帝はたくさんの国を建て、中央に居て四方の国を区分する。百官によってそれらの国を治めさせ、すべての政務がよく処理され、その時々の事がうまく行き、貢ぎ物が公平になる。こうして租税や五穀は王室に供される。だから皇帝は中央に居るのである。中央の数は元々五である。また、「土は中央にあって五行の数に応じる。」と言うのである。もし王が移動して中央に居なければすべての政を行うことができなくなる。だから、「皇帝が中央に居ないことを不建である。」と言うのである。だから、百官が君主に上奏し、政治が公卿によってなされる。」というのである。








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